■ ID
| 1585 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 遺伝子発現による植物のストレス診断はどこまで出来るか?
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■ 著者
| 青野光子
(独)国立環境研究所 三輪誠
埼玉県環境科学国際センター 岡崎淳
千葉県環境研究センター 武田麻由子
神奈川県環境科学センター 小松宏昭
神奈川県環境科学センター 山神真紀子
名古屋市環境科学調査センター 中島ェ則
名古屋市環境科学調査センター 岡村祐里子
名古屋市環境科学調査センター 須田隆一
福岡県保健環境研究所 中村朋史
福島県環境センター 柳沼圭吾
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第53回大気環境学会年会、平成24年9月12日 |
■ 抄録・要旨
| 我々は、オゾンの植生に対する影響を把握するために、親しみやすい園芸植物であり、かつ鋭敏なオゾンの指標植物であるアサガオを用いて、遺伝子発現によってオゾンストレスを診断する手法の開発を行ってきた。
これまでの研究結果を併せて評価すると、野外で生育させたアサガオの葉では、オゾンに暴露された際の防御系遺伝子の一つであるフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)の発現が、オゾンストレス診断に有効であることが確認された。グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)、デヒドロアスコルビン酸レダクターゼ(DHAR)、乾燥耐性遺伝子(DREB)の発現については、オゾンによる発現誘導にばらつきがみられ、野外におけるストレス診断に用いるにはオゾン以外の要因も考慮する必要があるものと考えられた。
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